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ボランティア活動の様子などを障害当事者*あい*がお届けします★
 

 

 
皆さんこんにちは。雪まつり終了以来の投稿です。
この度!8月8日に東京で開催された「日本福祉のまちづくり学会 2019 年度全国大会」で手と手が日本福祉のまちづくり学会第10 回学会賞(市民活動賞)を受賞致しました(((o(*゚▽゚*)o)))

■開催趣旨
多領域連携や、研究と実践の往復、様々な当事者との連携を目指している本学会が、今までの成果を大切にしつつ今後の方向性を見定めるために、「身近な地域での支え合い」や「包摂のまちづくり」が内包するある種の矛盾や課題を整理したい。
 まず、基調講演の中で当事者研究や「非援助の援助」といった動向を生み出す背後にある社会思想の流れを振り返る。この中には「当事者とは誰か」という議論や、制度に基づく支援が直面する管理と援助の矛盾、また諸種の当事者間で起こりうる差別と排除の入れ子構造についても触れる。「多様な人」や「すべての人」が無邪気に色とりどりを喜ぶようなユートピアではないことについて共に考えたい。つまり、包摂といっても簡単にはいかず、様々な矛盾や課題があり、それらをとおして本当の意味での包摂について考え深めていこうという趣旨である。

■受賞理由
 1990 年に、第41 回さっぽろ雪まつり「ボランティアハウス」の運営に携わった方々が中心となって、その活動・運営を継続するため「ボランティアサークル手と手」を発足した。その後、さっぽろ雪まつり大通会場に「福祉ボランティアハウス」を設置し、障害当事者を含むサークルのメンバーが中心となって毎年ボランティアを募集し、介助が必要な雪まつり見学者と「一緒に雪まつりを楽しむ」ことをコンセプトに、車いす介助の他、雪用車いす、雪用杖、車いす防寒着の貸出やホテルまでの送迎など、約30 年の長きに亘り活動・運営を継続的に行っている。
 その他、障害者の就労継続支援事業所の運営、ユニバーサルマンションの設置、学生・大学関係者と障害者の関わりを持つ場の創出として北海道大学総合博物館内のカフェとショップの運営、ネパール脊髄損傷スポーツ協会へ車いすを提供・運搬する活動、バリアフリー促進に向けた学校や企業等への講師派遣等、障害者の理解や自立に関する多様な活動に積極的に取り組んでいる。

★表彰状
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★副賞
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この様な素敵な賞を受賞できたのも、手と手に関わってくださった皆様のおかげです。
雪まつりは勿論、様々な活動を行っていきたいと思いますので今後とも手と手をよろしくお願いいたします(^-^)/
 
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本日より、第70回さっぽろ雪まつりが始まりました!!
札幌観光協会の委託事業として再スタートしました「福祉ボランティアハウス」も始動しております。

ハウスの場所は例年通り、大通6丁目会場の北側です。
今年から運営体制が変わり、介助ボランティアの派遣を事前予約制にさせていただきましたが、サポートの内容自体はこれまでと同じです。
また、車いす・ヌクヌク・杖の貸出(ホテルなどへのお届け・引き取り)は、飛び込みのご利用もお受けいたします。

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ハウスでは、就労支援センターしずく・みのりの商品も販売しております。
ぜひ、ご利用くださーい

*あい* 

 

 

 

 
■ 15日 ■

・小樽観光
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当初のスケジュールを変更し、小樽へ
ネパールは海に面していない国。お二人とも、とても感動されていました。

そして札幌に戻ってから、夜は、車いすバスケットボールの練習を見学。
体験参加もさせていただきました。



■ 16日 ■

・焼肉パーティー
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手と手・ブラマンダ合同焼肉パーティーを行いました!
昨年に引き続き2回目の開催で、手と手のボランティアさん、ヘルパー事業所スリエの利用者さん、スピカハウスの住人の方々などにご参加いただきました。

今年は前回の反省を活かし、タープテントを用意!
もうちょっとポカポカ陽気だと嬉しいところでしたが、雨が降らなかっただけ良しですね。
準備や運営は、しずく・みのりの就労スタッフが行いました。

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スリエからは豚汁&フルーチェ
(豚汁4杯食べたというツワモノも...笑)

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みんたるのフェアトレード商品の販売やイエティキッチンのカレーもありましたよ

翌17日、日本での研修を終えて、リシさんとシヴァちゃんはネパールに帰国されました。
お二人にとって初めての日本、私たちにとっては初めての来日研修受け入れ。
至らない点も多々あったかと思いますが、お二人は色々なことに興味関心をもって学ばれていました。
たくさん撮った写真や動画が、NSCISAのメンバーへの良いお土産になると話されていました。

今回の経験が少しでも役に立つと嬉しいです。
そして、ネパールでの障害者福祉が一歩でも前進しますように。
これからも手と手はNSCISAとの交流を続けていきたいと思っています。

最後に、研修にあたってご協力くださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。

手と手一同 

 

 

 

 
■ 11日 ■

・ユニ・ノーマ訪問
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多機能型就労支援施設ユニ・ノーマを訪問しました。
こちらは一般社団法人北海道障がい者就労支援スポーツ振興協会の運営で、障害をもつ方々の就労やスポーツを支援されています。
ユニ・ノーマで就労している当事者の方々は、障害者スポーツに取り組んでいる方も多くいらっしゃるとのことで、ネパールで障害者スポーツを支援しているNSCISAにとって共有できる部分があればと、今回見学させていただきました。

車いすユーザー仕様の車も見せていただき、その後お昼には、給食をご一緒させていただきました。

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・クライミング体験
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ミュージアムショップぽとろのスタッフ猪飼さんと一緒に、クライミングに挑戦しました!
シヴァちゃんもリシさんも頑張って登りました~

→ リシさんのクライミング動画



■ 12日・13日 ■

・旭川
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NPO法人カムイ大雪バリアフリー研究所を訪問し、スタッフの皆さんと交流しました。
旭川を拠点に、障害者就労や障害者スポーツ、バリアフリー観光など多角的支援をされている団体です。
車いす補助具の「JINRIKI」や「快適AQURO」も試させていただきました。

・富良野
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そのまま富良野へ行き一泊。
利用した「バリアフリーの宿&カフェ いつか富良野へ」というペンションは、建物も人も素敵なお宿でした。
いろんな国からお客さんが来るそうですが、ネパールの方は初めてとのことでした!

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■ 14日 ■

・車いすラグビー体験参加
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ウィルチェアラグビー(車いすラグビー)の練習に参加しました。
脊髄損傷者の中でも、両手両足の四肢に麻痺がある頸髄損傷者のために考案されたチームスポーツが、ウィルチェアラグビーです。
なので、選手の条件は四肢に麻痺があることですが、、、
車いすがバンバンぶつかり合う非常に激しいスポーツ
初めてそのぶつかる音を聞いた時は、「何かが爆発した!!?」と思うほどです

参加させていただいたのは、「Silverbacks」と「北海道BigDippers」の選手数名が合同で行った練習で、リシさんとシヴァちゃんも競技用車いすに乗って参加。
特にリシさんは、ネパールでも車いすバスケをされているので、とっても活き活きしていました。

→ ウィルチェアラグビー練習動画


*あい* 

 

 

 

 
■ 8日 ■

・アンビシャス訪問
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障害者の自立生活支援を複合的に行っている社会福祉法人アンビシャスを訪問し、施設見学をさせていただきました。
また、医療法人稲生会のスタッフさんが通訳としてご協力くださり、日本とネパールそれぞれの福祉について歴史や現状など、いろいろと話し合うことができた貴重な一時間でした。
その後、総合施設長の西村さんが施設の案内もしてくださり、利用者さんが生活されているいつも通りの光景も目にすることができました。

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リラクゼーションを目的としたスヌーズレンの部屋にて。
シヴァちゃんのヨガポーズ、さすがです



■ 9日 ■

・北大総合博物館見学
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2年前に改築工事が行われ、よりユニバーサル化された北大総合博物館を訪れました。
また、隣接のミュージアムショップぽとろ、ミュージアムカフェぽらすにも立ち寄りました。



■ 10日 ■

・トリムラン参加
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さっぽろトリム&ランに参加、2.5トリムにエントリーしました。2.5kmの距離を、事前申告したタイムにどれだけ近づけてゴールできるかを競う競技です。
NSCISAはスポーツを通して障害者を支援する団体で、ネパールでは車いすバスケットボール、車いす卓球、水泳、クリケットの4つの障害者スポーツを支援しています。今回の研修では、他にもいくつかスポーツ体験を組み込みました。


*あい* 

 

 

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NPO法人手と手

Author:NPO法人手と手
札幌で活動をしている団体「NPO法人手と手」です。私たちは誰もが参加できる社会の実現をめざし、障がいをお持ちの方への外出支援活動を幅広く行っています。さっぽろ雪まつりの期間中は毎年、6丁目会場に「福祉ボランティアハウス」を設け、介助ボランティア派遣や車いす貸出などをしています。

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